5人家族のキャンピングカーの選び方|実際に探した経験から失敗しないポイントを解説

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「5人家族でキャンピングカーを買おう!」と決めて探し始めると、すぐ現実に気づきます。

選択肢が、ほとんどない。

キャンピングカーの多くは2〜4名向けに設計されています。「5人全員が横になれる車」に絞ると、候補が一気に数台に減ります。

この記事では、夫婦+子ども3人の5人家族でアミティ(AtoZ)を購入した筆者が、探す過程でぶつかった壁と、失敗しないための選び方を正直に解説します。


まず「就寝人数」から逆算する

5人家族の車選びで、最初に確認すべきことは「就寝定員が5名以上あるか」です。

ただし注意点があります。カタログの就寝定員と、実際に快適に寝られる人数は異なる場合があります。

我が家が購入したアミティを例に挙げます。

就寝場所使える人数備考
バンクベッド大人1+子ども1運転席上の高床部分
ダイネットベッドモード大人2食卓部分をフラットに展開
リア常設2段ベッド(下段)大人1
リア常設2段ベッド(上段)×実質使用不可エアコン真下のため就寝には不向き→荷物置きに

カタログ上の就寝定員は5〜6名ですが、上段がエアコンの位置の関係で実質使えません。我が家の実態は4〜5名です。

「就寝定員5名」と書いてある車でも、必ず実物で配置を確認してください。


キャブコンとバンコン、5人家族はどちらを選ぶべきか

5人家族なら、結論から言うとキャブコンをすすめます。

理由は3つあります。

室内で立てる:キャブコンは天井が高く、着替えや子どものお世話がぐっと楽
居住空間が広い:バンコンはベース車両の構造上、横幅・天井高に限界がある
就寝スペースを確保しやすい:バンコンで5人全員が横になるのは現実的に厳しい

我が家もバンコンを候補に入れていました。セキソーボディの「トム200L」「トム・タンデム」なども調べましたが、ハイエースをベースにした車両はベース価格が高く、バンコンでも500万円超えが普通です。それならキャブコンの方が居住性が高い、という判断になりました。

キャブコンとバンコンの詳しい比較はこちら


新車か中古か、予算の現実

我が家は熊本キャンピングカーショーに足を運びました。そこで現実を突きつけられました。

新車は高すぎる。

候補として見ていたバンテックの「ジル」「コルドバンクス」「コルドリーブス」といったキャブコンはどれも高価で、「新車は無理だ」と即断念しました(笑)。

中古市場に絞って、フジカーズジャパン(キャンピングカー専門の中古ディーラー)で複数車種を実際に内覧しました。

中古でも人気車種は値崩れしにくく、年式・走行距離・状態と価格のバランスを見ることが大切です。我が家の予算感はこうでした。

項目金額
当初の想定予算400万円以内
実際の購入金額(エアコン架装込み)約550万円

エアコンはキャンピングカー専用の架装が必要で、想定外のプラスになりました。架装費用も最初から予算に含めておくことをおすすめします。

アミティの中古相場・価格帯についてはこちら


購入前に絶対確認すべき5つのポイント

実際に購入して「これは先に確認すべきだった」と感じた項目です。

① 就寝定員の実態を現物確認する
カタログ値ではなく、実際のベッド配置と使えるかどうかを現物で確認。上述の通り、カタログと実態が違う場合があります。

② 室内で立てるか
大人が頭をぶつけずに移動できるか。子どもの着替えや夜中のトイレ対応に直結します。

③ 移動時シート配置での後席の視界(盲点)
これは完全に見落としていました。ダイネットモードや就寝モードでの座り心地は試したのに、移動時のシート配置にしたとき後席から前が全く見えないことに購入後に気づきました。子どもが「前が見えない!」と言い続けます(笑)。必ず移動時の配置でも座って確認してください。

④ 就寝モード時の荷物スペース
ベッドを展開すると荷物を置く場所が大幅に減ります。「寝るスペース」と「荷物スペース」を両立できるか、実物で確認を。

⑤ エアコンの位置と就寝への影響
架装するエアコンの位置によって、特定のベッドが実質使えなくなる場合があります。アミティのリア上段がその例です。


我が家がアミティを選んだ決め手

複数の候補を検討した結果、アミティ(AtoZ・2020年式・中古)に決めた理由は主に3つです。

価格・年式・状態のバランスが最も良かった
 ジル・コルドシリーズより割安で、状態の良い中古が見つかった
5人が就寝できる配置が現実的に取れた
 実態をきちんと確認した上で、我が家の人数に対応できると判断
キャブコンとして室内の使い勝手が高い
 天井が高く、子ども3人がいても車内で動き回れる

なお、アミティは現在生産終了しており、中古市場で探すことになります。

アミティの使い勝手レビュー(5人家族目線)はこちら
キャンピングカーの年間維持費(実数字公開)はこちら


まとめ|カタログより現物確認が最重要

5人家族のキャンピングカー選びで押さえておきたいポイントをまとめます。

チェック項目ポイント
就寝人数カタログ値ではなく実態の配置を現物確認
車種タイプ5人家族にはキャブコン推奨(室内で立てる)
予算エアコン架装費用を最初から含めて計算
後席の視界移動時シート配置で必ず座って確認
荷物スペース就寝モード時の荷物置き場を現物確認

一番大切なのは「カタログで判断せず、現物で体験してから決める」ことです。

ショーや専門ディーラーで実際に車内に入り、移動時・就寝時・荷物収納時のすべてを試してから決断することをおすすめします。