キャブコンとバンコンどっちがいい?5人家族が両方見て選んだ理由

「キャンピングカーを買いたいけど、キャブコンとバンコンどっちがいいの?」 我が家も購入前に同じ疑問を持ちました。九州キャンピングカーショー(熊本)に足を運び、購入したお店でも両方を実際に見比べて決めました。 結論からいうと、家族の人数と使い方によって答えは変わります。我が家(5人家族)はキャブコンのアミティを選びましたが、バンコンが向いている人も確実にいます。 この記事では、実際に両方を見比べた経験をもとに、キャブコンとバンコンの違いをまとめます。

📋 この記事で分かること

  • キャブコンとバンコンの違い(価格・居住性・走行性)
  • 5人家族視点での正直な比較
  • 我が家がキャブコンを選んだ理由
  • バンコンが向いている人・キャブコンが向いている人

キャブコンとバンコンの違いをざっくり説明

まず基本の整理です。
  • バンコン:ハイエースなどのバンをベースに内装をキャンピング仕様に改造したもの。見た目は普通のワンボックスカーに近い。
  • キャブコン:トラックのキャブ(運転席部分)の上に居住空間を載せたもの。車体が大きく、室内が広い。
一番の違いは居住空間の広さです。キャブコンは運転席の上にもベッドスペースがあるため、就寝人数が多くなります。

価格はどれくらい違う?

価格はグレードや装備によって大きく変わります。メーカーの代表モデルを参考に、新車・中古それぞれの目安をまとめました。

ハイエースベースのバンコン(トイファクトリーを参考に)

  • 新車:ベースモデルのBALEIAが757万円〜。人気のBADEN・GTは799万円〜、上位のCORDOBA CRUISEは832万円〜。オプションや内装カスタムを加えると1,000万円を超えるケースも珍しくありません。
  • 中古(2020〜2022年式・走行3〜5万km前後の目安):500〜800万円台が中心。ハイエースはリセールが強く、年式が新しいほど下がりにくいのが特徴です。

キャブコン・ボンゴ/タウンエースベース(AtoZ アレンハイを参考に)

  • なお、アミティは現在廃盤となっており、同メーカー(AtoZ)の後継モデルがアレンハイです。
  • 新車:アレンハイLEは517万円〜。オプション込みで600万円台になるケースが多いです。
  • 中古(2020年前後・走行3〜5万km前後の目安):350〜500万円台が中心。ベース車(ボンゴトラックまたはタウンエーストラック)の市場価格が安いため、ハイエースベースより中古相場は低めになります。

キャブコン・カムロードベース(バンテック コルドバンクスを参考に)

  • 新車:コルドバンクス2026年モデルはディーゼル2WDで1,058万円〜、4WDで1,076万円〜。リチウムイオンバッテリーシステム搭載モデルは1,157万円〜。他メーカーではナッツRV ジープニーTypeWが892万円〜、アネックス リバティが1,194万円〜など、1,000万円前後〜1,300万円超が目安です。
  • 中古(2020年前後・走行3〜5万km前後の目安):600〜900万円台が中心。装備が充実している分、中古でも高めで推移します。
中古で比較すると、ハイエースバンコンはボンゴベースのキャブコンより高くなることが多いです。ベース車両(ハイエース)の中古価格そのものが高いためです。カムロードベースのキャブコンは中古でもハイエースバンコンと同等以上になる場合があります。

バンコンのメリット・デメリット

バンコンのメリット

  • 運転しやすい:普通のワンボックスカーに近いサイズ感なので、キャンピングカー初心者でも扱いやすいです。
  • リセールバリューが高い:ハイエースは中古市場が強く、売るときの価格が落ちにくいです。
  • 普段使いしやすい:見た目が目立たないので、日常の買い物や通勤にも使いやすいです。
  • 燃費が良い傾向:車体が軽い分、キャブコンより燃費が良くなることが多いです。

バンコンのデメリット

  • 就寝人数が限られる:4人程度が限界のモデルが多く、5人家族だと窮屈になりやすいです。
  • 室内高が低い:大人が室内で立てないモデルがほとんどです。着替えなどがしにくい場合があります。
  • 立体駐車場には入れない場合が多い:ミドルルーフ・ハイルーフ仕様のハイエースは高さ制限に引っかかることがほとんどです。キャブコンと同様、駐車場は事前確認が必要です。
  • 収納が少ない:キャブコンに比べて荷物の収納スペースが限られます。

キャブコンのメリット・デメリット

キャブコンのメリット

  • 居住空間が広い:運転席上のバンクベッドを含めると、5人以上が就寝できるモデルがあります。
  • 室内で立てる:天井が高いモデルが多く、大人でも室内で立って着替えができます。
  • 設備が充実しやすい:広いスペースを活かして、冷蔵庫・シンク・ダイネットなどの設備が充実しています。
  • 長期旅行に向いている:荷物をたくさん積めるので、連泊旅行でもストレスが少ないです。

キャブコンのデメリット

  • 運転しにくい:車体が大きく、慣れるまで時間がかかります。立体駐車場には入れません。
  • 燃費が悪い:重い車体の分、燃費はバンコンより落ちます。
  • リセールが低め:ハイエースに比べると中古市場が小さく、売却価格が落ちやすいです。

我が家がキャブコン(アミティ)を選んだ理由

夫婦でキャンピングカーショーや販売店をまわり、バンコンも真剣に検討しました。トイファクトリー・FLEX・ホワイトハウスのハイエースベースモデルを実際に見て、かなり魅力的だと感じました。 なお、我が家が購入したアミティは現在廃盤となっています。同メーカー(AtoZ)からはボンゴベースの後継モデル「アレンハイ」が販売されています。 それでもキャブコン(アミティ)を選んだ理由は2つです。 ① 5人全員が就寝できる バンコンは4人程度が限界のモデルが多く、子ども3人を含む5人家族だとどうしても厳しかったです。アミティはバンクベッド+ダイネット変換で5人がしっかり寝られます。 ② 室内で大人が立って動ける 室内で立って動けることは、長旅の快適さに直結します。バンコンは天井が低いものが多く、着替えひとつとっても不便さを感じました。アミティは室内高が確保されていて、ストレスなく動けます。

まとめ|どちらを選ぶべき?

シンプルにまとめます。
  • バンコンが向いている人:2〜4人家族・普段使いも重視・運転しやすさを重視・リセールを気にする人
  • キャブコンが向いている人:5人以上の大家族・長期旅行メイン・室内の広さと快適さを最優先する人
どちらが正解というわけではありません。家族の人数と旅のスタイルに合った方を選ぶのが一番です。 我が家は5人家族なのでキャブコン一択でしたが、3人家族だったらバンコンを選んでいたかもしれません。なお購入したアミティは現在廃盤のため、今から検討する方はアレンハイ(AtoZ)など後継モデルを確認してみてください。
我が家のキャンピングカー購入の経緯はこちらアミティの実際の使い勝手レビューはこちら

合わせて読みたい

キャンピングカーの保険料はいくら?選び方と節約のポイント

5人家族のキャンピングカーの選び方|失敗しないポイントを解説