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「キャンピングカーのサンシェード、何を選べばいいか分からない」
そう感じる原因は主に2つ。車種によって対応品が違うことと、タイプが複数あって比べにくいことです。
我が家は5人家族でアミティ(キャンピングカー)に乗っています。以前のボンゴフレンディ時代から複数のサンシェードを実際に使ってきました。キャンプ場でも道の駅でも、夏はサンシェードがあるかないかで車内の暑さがまるで違います。この記事では、実体験をもとに3タイプの特徴と選び方をまとめます。
キャンピングカーやキャンプでサンシェードが必要な理由

🌞 サンシェードがあると役立つ3つの場面
- 夏の遮熱:直射日光を遮るだけで車内温度の上昇をかなり抑えられる(熱中症対策の記事はこちら)
- プライバシーの確保:キャンプ場や道の駅、駐車場で車内を見られにくくなる
- 冬の結露対策:ただし結露は止まりません(後述します)(冬対策の記事はこちら)
キャンピングカーは車内で過ごす時間が長いので、サンシェードは快適さに直結するアイテムです。
今回紹介する3タイプ
- ①車種専用タイプ:車の窓にぴったり合うよう設計された専用品(実使用:ボンゴフレンディ)
- ②傘タイプ(汎用):フロントガラスに当てるだけの折りたたみ式(実使用:アミティ)
- ③ロール式常時取付タイプ:一度取り付けたら出し入れ不要のタイプ(※未使用・気になっている商品として紹介)
① 車種専用タイプ|アイズのマルチシェード
ボンゴフレンディで車中泊をしていた頃、アイズのマルチシェードを使っていました。
アイズのマルチシェードは、車種ごとに専用設計された高断熱シェードです。吸盤で簡単に取り付けられて、フロントガラス・運転席・助手席の3枚セットになっています。
実際に使って一番よかったのは、窓にぴったりはまるので隙間ができないこと。隙間がないと朝の光が入らず、子どもたちが「暑い!眩しい!」と早起きしてしまうことがなくなりました。夏の遮熱と遮光には、はっきり効果がありました。収納袋に入れてコンパクトに保管できるのも助かります。
ただし冬の結露は、この専用タイプでも止まりませんでした。「隙間ができない」と書きましたが、それでも結露します。詳しくは後述します。
デメリットは毎回吸盤で取り付け・取り外しが必要なことと、価格が¥12,100〜と高めなこと。それでも断熱性能とフィット感を重視したいなら、コスパ以上の価値がある商品です。
ボンゴトラックSL系(アミティのベース車)にも対応品があります。車種によって適合品が異なるので、購入前に必ずショップページで確認してください。
② 傘タイプ(汎用)|手軽さ重視ならこれ
今のアミティでは傘タイプを使っています。
傘タイプは車種を選ばず使える汎用型で、傘を開くようにワンタッチでセットできるのが特徴。価格も¥2,000前後とリーズナブルです。
道の駅に着いた瞬間にパッと広げるだけで設置完了。子ども3人を車内に残して買い物をするときも、車内に光が入らないだけで安心感がまったく違います。専用タイプと比べると多少の隙間はできますが、それでも十分な遮熱・遮光効果があって満足しています。
デメリットは、汎用設計のため車種によっては隙間ができやすいことと、使わないときに車内の保管スペースが必要なこと。とはいえ折りたためばコンパクトになるので、そこまで気になりません。
楽天で人気の「CREAS WING」は全7サイズ展開(XS〜XXL)で、大型のキャンピングカーにも対応できるサイズが揃っています。UV遮蔽率99%で、フロントガラス全体をカバーできます。サイズは購入前にフロントガラスを実測してから選んでください。
③ ロール式常時取付タイプ|シンシェード
※ こちらは実際には使っていない、気になっている商品として紹介します。
傘タイプや専用タイプとの一番の違いは、一度取り付けたら外す必要がないこと。
使うときはプルダウンするだけで2〜3秒で設置完了。使わないときはロールアップして固定するので、走行時も取り外し不要です。アルミ製で耐久性も高く、毎回の出し入れが面倒という人にはぴったりのタイプです。
価格は¥11,000と専用設計タイプに近い価格帯ですが、「設置の手間をゼロにしたい」というニーズには一番応えられる製品だと思います。
デメリットは、窓に器具を常時取り付けるため見た目が変わること、対応できる車種が限られることです。車種によって対応サイズが異なるので、購入前に公式サイトの適合表で確認してください。
3タイプの特徴まとめ
| 車種専用(アイズなど) | 傘タイプ(CREAS WINGなど) | ロール式(シンシェード) | |
|---|---|---|---|
| 価格目安 | ¥12,000〜 | ¥2,000前後 | ¥11,000 |
| 設置 | 吸盤で取り付け(毎回) | ワンタッチで開くだけ | 一度付けたら外す必要なし |
| フィット感 | 専用設計でぴったり | 汎用なので多少の隙間あり | 専用設計 |
| 実使用 | ◎(ボンゴフレンディで使用) | ◎(アミティで使用中) | △(未使用・紹介のみ) |
| 向いている人 | 断熱・遮光を重視したい人 | コスパ重視・どの車種でも使いたい人 | 毎回の出し入れの手間をなくしたい人 |
車種の適合はどうやって調べる?車検証を見るのが早いです
「自分の車に合うサイズがあるのか分からない」——車種専用タイプで一番つまずくのがここだと思います。
我が家のやり方はシンプルで、車検証とメーカーサイトの2つだけです。
- 車検証を用意する(車種名だけでなく「型式」が書かれています)
- メーカーの適合表で、その型式を探す
アイズのマルチシェードの場合は、これですぐに分かりました。車種名だけで探すと年式や型式の違いで合わないことがあるので、車検証を見るのが確実です。
キャンピングカーの場合は、ベース車の型式で探します。アミティならマツダ・ボンゴトラックです。
一方、傘タイプは車種を問いません。サイズさえ合えば使えるので、適合確認そのものが不要です。今のアミティで傘タイプを使っているのは、この手軽さも理由のひとつです。
車種によって「必要な枚数」が変わります
これは2台乗って初めて気づいたことです。
| 車 | シェードを付けている場所 |
|---|---|
| ボンゴフレンディ(以前) | フロントガラス+運転席・助手席のサイドガラス |
| アミティ(現在) | フロントガラスのみ |
アミティがフロントガラスだけで足りるのは、運転席から後ろの居住スペースにカーテンが付いているからです。車中泊のときも外から中が見えないので、シェードはフロントだけで十分でした。
同じサンシェードでも、車が変われば必要な範囲が変わります。
車種専用タイプは3枚セットで売られていることが多いので、「自分の車では何枚必要か」を先に考えておくと、無駄な出費を防げます。
サンシェードで結露は防げる?2台使って分かったこと
サンシェードは「冬の結露対策になる」とよく紹介されます。我が家もそう思って使っていました。
結論から言うと、結露は止まりませんでした。
普通車では、専用タイプでも結露した
ボンゴフレンディで使っていたのは、この記事で紹介した車種専用タイプです。窓の形に合わせて作られていて、隙間がいちばんできにくいタイプ。
それでも冬の朝、運転席まわりの窓は結露しました。
そして朝にサンシェードを外してみたら、裏側のガラスまで濡れていました。
キャンピングカーでは、裏まで濡れなかった
今のアミティは違いました。そもそも結露が少ないんです。
サンシェードを使ったときも、裏側は濡れていません。
| 車 | サンシェード | 結露 | シェードの裏 |
|---|---|---|---|
| ボンゴフレンディ(普通車) | 車種専用 | あり | 濡れていた |
| アミティ(キャブコン) | 傘タイプ | 少ない | 濡れない |
なぜ差が出たのか
結露は、空気中の水蒸気が露点温度まで冷えた面に触れると起きます。たとえば室温20℃・湿度60%の空気なら、表面が12℃を下回った時点で水滴になります。
サンシェードがやっているのは「ガラスの表面温度を下げにくくする」ことです。ただし吸盤で留めているだけなので、湿った空気は隙間から裏側に入ります。そしてシェードとガラスの間は空気がまったく動かない空間になります。
住宅の世界には「内窓を付けたのに外側の窓が結露する」という有名な現象があります。原因は同じで、内窓と外窓の間が完全には密閉されていないからです。サンシェードは内窓よりずっと隙間が多いので、なおさら起きます。
ではなぜアミティでは裏まで濡れないのか。車そのものが違うからです。
- 車内が広い:同じ人数が寝ても、水蒸気が広がる空間が大きいぶん湿度が上がりにくい
- 断熱材が入っている:キャブコンは壁と天井に断熱材があり、車体が冷えにくい
湿度が上がりにくく、車体も冷えにくい。だからシェードの裏に空気が入っても、露点まで冷えないわけです。
つまり、結露対策でサンシェードを買うのはおすすめしません
誤解のないように書いておくと、サンシェードが無駄という話ではありません。夏の遮熱、朝の遮光、プライバシーの確保——これらにははっきり効果があります。我が家も今も毎回使っています。
ただ「結露対策として」買うなら、期待した効果は得られない可能性が高いです。結露を減らしたいなら、換気で車内の水蒸気そのものを逃がすほうが理にかなっています。
まとめ:まず車種の適合を確認してから選ぼう

コスパ重視で手軽に始めたいなら傘タイプ、断熱・遮光を徹底したいなら車種専用タイプ、毎回の出し入れをなくしたいならロール式がおすすめです。
いずれのタイプも、購入前に自分の車種への適合確認が必須です。特に車種専用タイプとロール式は、対応表やメーカー問い合わせで確認してから購入することをおすすめします。
夏の遮熱対策については、こちらの記事も参考にしてください。
→ 子連れ車中泊の夏対策|暑くて寝れない問題の解決法
→ キャンピングカーのサイドオーニングは必要?半年使わなかった5人家族の正直な結論